(9)アメリカでの恐慌発生の原因

Posted on | 2016年7月6日水曜日 | No Comments

大恐慌の直接的な原因は、1920年代後半に発生したバブル経済。

→アメリカに集中した資金
→土地・株式の投機
→株式ブーム!

❶企業部門の資金過剰と株式ブーム
大企業の独占的利潤
→莫大な内部留保の蓄積によって自己金融化(企業の銀行離れ)
→銀行は貸出先をシフト(不動産・株式などへ)
→実体経済を超える株式ブーム

❷バブルとその崩壊
・実体経済の縮小
→実体経済からかけ離れた証券市場の加熱(株式ブーム)
・1928年からアメリカで金利引き上げ
→金利引き上げにより、消費者金融や不動産抵当金融が困難
→自動車・住宅などの耐久消費財の販路縮小、収益悪化
→不況が始まる
・輸出されていた資本がアメリカへ還流し始める
→各国の資本が証券投資のためにニューヨーク市場に集まる
→株価指数がピークへ
→暗黒の木曜日、株価大暴落へ
→アメリカで金融恐慌が起こる

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