明と銀とアジアの国際貿易

Posted on | 2016年7月22日金曜日 | No Comments

近世社会(15c〜)

明は銀が取れないが、工芸品や綿、絹、茶などを周辺諸国やヨーロッパに輸出することで、財政を銀化していった。逆に日本やヨーロッパなどは、中国の商品が欲しいが、中国に売れるようなものが何もないために銀を供給するしかなかった。これが、アジア海域の国際貿易が急増する過程で明の財政が銀化していくプロセスである。

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