(6)金本位制の自動調整メカニズム

Posted on | 2016年7月12日火曜日 | No Comments

輸出減→国際収支悪化→金現送のための通貨兌換請求→金準備減少→通貨供給減少=金融引き締め→景気後退→物価下落→輸出増大(輸入減少)→国際収支改善→金の流入→金準備増加→通貨供給増加(金融緩和)→景気拡大→物価上昇→輸出減少!

輸出が減ると、国際収支が悪化する。つまり貿易赤字なので、物々交換でまかなえない分は金輸出で補う。すると金準備が減るので、通貨供給量も減り、これは金融引き締めとなる。金融引き締めを行うとデフレとなり物価も下がるので輸出増大、輸入減少。すると、国際収支が改善し、つまり貿易黒字になるので、金が流入する。

Comments

Leave a Reply