(5)19c末の資本主義の変容6つ

Posted on | 2016年6月8日水曜日 | No Comments

WWⅠ前

❶❷株式会社制度の普及(固定資本の巨大化→企業規模の拡大→❶銀行からの借入、❷株式発行)
❸独占形成(❶固定資本の巨大化→稼働率を高く維持する必要性、❷生産の拡大に長い懐妊期間が必要→独占形成による市場のコントロール)
→大企業の出現。銀行の援助のもとで企業合併。ドイツではカルテル・シンジケートが、アメリカではトラストがそれぞれ出現。
❹❺景気循環の変容
【❹大不況】1870年代に転換期があり、大不況の時代へ
→大不況はドイツ・アメリカが主導。
→固定費が大きいため、不況でも生産を継続。
【❺農業恐慌】(❶大陸ヨーロッパの工業化による食糧需要の増大、❷世界的な国際分業・貿易関係の形成、❸交通革命による輸送コストの減少)
→新大陸、ロシア、インドなどから大量の安価な穀物が流入し、ヨーロッパ国内の農家に大きな打撃(農業恐慌)
❻自由貿易から保護貿易へ
→1870年代の大不況により、イギリス以外はそれまでの自由貿易体制から保護貿易体制へ。(関税引き上げ)

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