WTP
Posted on | 2016年2月6日土曜日 | No Comments
ウィリング・トゥー・ペイ。顧客の支払い意欲。その商品に対して顧客が支払っても良いと考える金額。

WACC
Posted on | 2016年2月5日金曜日 | No Comments
総資産における株主資本の割合×株主資本コスト+総資産における負債の割合×負債コスト×(1-実効税率)

IRR
投資判断の方法の一つ。NPVがゼロになる(つまり、全CFの割引現在価値−投資額=ゼロ)ような割引率rを計算し、それが基準となる割引率Xよりも大きいのか小さいのかで投資の是非を判断する。

NPV
投資判断の方法の一つ。全キャッシュフローの割引現在価値から、投資額を引いた額がNPV(ネット・プレゼント・バリュー)であり、NPV>X(基準額)なら、投資する、NPV<Xなら投資しない、みたいに判断する。

社債利回りとリスクプレミアムの関係
◯債券価格:リスクフリーのものより低くなる(リスクプレミアム分割引率が上がるので、割引現在価値が下がる)

デュレーションの計算
各キャッシュフローの割引現在価値÷DCF法で計算されたプライス(割引現在価値の合計)を、年限で加重したもの。また、この計算式を整理すると、債券価格の変化率=−デュレーション×金利の変化率となり、例えばデュレーションが4年で、金利の変化率が1%上昇した場合、債券価格は4%下落することになる。

複利利回りの計算
Posted on | 2016年2月3日水曜日 | No Comments
債券価格=クーポン/(1+r)+クーポン/(1+r)^2+…+(償還金100+クーポン)/(1+r)^nの式で、rを求める。

価値創造
顧客が欲しいものを、顧客が支払っても良いと思える最大の価格(WTP)より、低い供給コストで提供できること(利益を産めなきゃ意味がないので、供給コストが価格より低いことは必須。)

PEファンド

株式交換とTOBは全く違う!
TOBは「株主さんこの価格で俺に株を売ってください!」とお願いする方法。なのでこの方法では株式を100%取得することは難しい。株式交換・株式移転は100%株式を取得する必要があるので、そんな生ぬるい方法ではなく、株主総会で承認を得て、一部の反対する株主からも強制的に株式を移転させる、という感じ。

LBOやTOB、MBOは同時に存在し得る!
これらは必ずしも対立概念ではない。LBOはあくまで資金調達手法(買収先企業の資産を担保に借り入れを行って…)であり、TOBは執行手続き(株主はこの値段で俺に株を売ってください!お願いします!と公表)である。またMBOやEBOは「誰が買収するのか?」という買収主体の問題であって、例えばMBOはLBOの資金調達手法を使って行われるケースが多い。

デット・エクイティ・スワップ(債務株式化)
銀行からお金を借りているけど、返す金がなくて困った企業が、お金を返す代わりに株式を新規発行して、それをお金の代わりとして銀行にあげることで許してもらうこと。

株式交換
Posted on | 2016年2月2日火曜日 | No Comments
株を使った子会社化。子会社にしたい企業の発行株式全て(100%)を、自社の新規発行株と交換することで、その企業を完全子会社化する。

預金準備率操作
日銀の金融政策の一つ。民間金融機関は、一定の割合で日銀の当座預金に準備金を預けなければならない(準備預金制度)が、その預けなければならない割合を変化させることで、金融市場の資金量を調節することができる。

公開市場操作
買いオペと売りオペ。日銀が民間銀行を対象に、国債や手形を売買することによって、市場の資金量を調節する。
- 買いオペ:国債や手形を民間銀行から購入することで、金融市場に資金を供給し、金利を押し下げる。(金融緩和政策)
- 売りオペ:国債や手形を民間銀行に対して売却することで、金融市場から資金を吸収し、金利を押し上げる(金融引き締め政策)

信用創造
Posted on | 2016年2月1日月曜日 | No Comments
銀行が預金と貸し出しを連鎖的に繰り返すことで、お金(預金通貨)が増えていくしくみのこと!

貨幣乗数
マネーストック÷ハイパワードマネーの式で求められる。書き直すと!
- (現金通貨C+預金通貨D)÷(現金通貨C+法定準備預金R)
- (現金預金比率α+1)÷(現金預金比率α+法定準備率β)
- 1÷(1-預金歩留まり率μ+預金歩留まり率μ×法定準備率β)

マネタリーベース
ハイパワードマネーのこと。日銀が供給する通貨。つまり、現金通貨+金融機関の日銀当座預金で表される。これが信用創造されてって(貨幣乗数の掛け算)最終的にはマネーストックとなる。

マネーストック
世の中に出回っているお金の総量。通貨残高とも呼ばれる。マネタリーベース×貨幣乗数で計算できる。かつてはマネーサプライ(通貨供給量、貨幣供給量)として統計がなされていたが、今はマネーストックの方で統計が取られている!cキャッシュとdデポジット。
- M1:現金通貨+預金通貨。
- M2:M1+準通貨(定期預金など)+CD(譲渡性預金)
- M3:M2とほぼ同じ。(対象の金融機関が違う)
- 広義流動性:M3+投資信託とか債券とかいろいろ

LBO(レバレッジド・バイアウト)
買収手法の一つ。銀行とかからお金を借りて買収するんだけど、その返済に「買収される企業の資産」を使うヒドイやり方。LBOのターゲットになりやすいのは、カネを事業投資に上手く使えずそのまま手元にもっちゃってるような、資産効率の悪い会社。例としては、ソフトバンクのボーダフォン買収とか

MM理論
- 第1命題:無関連命題。企業価値と企業の資金調達方法(資本構成)は無関係。
- 第2命題:企業価値と企業の配当政策(利益配分)は無関係。

Categories
Archives
-
▼
2016
(437)
-
▼
2月
(38)
- WTP
- WACC
- 負債コスト
- 株主資本コスト
- 企業価値
- 先行者優位vs後発者優位
- IRR
- NPV
- 社債利回りとリスクプレミアムの関係
- リスクプレミアム
- デュレーションの計算
- デュレーション
- 複利利回りの計算
- 競争優位の源泉
- 価値獲得
- 価値創造
- ファイブフォース分析
- PEファンド
- 株式交換とTOBは全く違う!
- LBOやTOB、MBOは同時に存在し得る!
- プライベートエクイティ
- 買収におけるファンドの役割
- デット・エクイティ・スワップ(債務株式化)
- 株式移転
- 株式交換
- 預金準備率操作
- 公開市場操作
- 公定歩合操作
- 信用創造
- 貨幣乗数
- マネタリーベース
- マネーストック
- MBO(マネジメント・バイアウト)
- LBO(レバレッジド・バイアウト)
- TOB
- MM理論
- 自己資本
- 内部金融
-
▼
2月
(38)