スワップ取引

Posted on | 2016年1月31日日曜日 | No Comments

デリバティブの一種。2者間で金利を交換する。同じ通貨間の異なる金利を交換する「金利スワップ」と、異種通貨間の異なる金利を交換する「通貨スワップ」がある。通貨スワップは、例えばドル建て債券を購入した時に為替リスクを被らないようにできるので便利(ドル金利を受け取って円金利を支払う通貨スワップをすれば、ドル建て債券のドル金利支払い義務→通貨スワップ→ドル建て債券の円金利支払い義務、と変更できる)

オプション取引

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デリバティブの一種。ある商品について「現時点で決めた価格で」「将来の予め定められた日に」売買を行う「権利」の取引のこと。先物取引との違いは、権利の取引であること。例えば、1年後にパソコンを20万円で買う予約をするのが先物取引であるのに対して、オプション取引は、「1年後にパソコンを20万円で買う」という権利を500円で買う、みたいなイメージ。なので例えば、1年後にパソコンが15万円になっていたとしても、先物取引なら絶対買わないといけないけど、オプション取引なら「権利を行使しない」という選択もできるので、無理に買わなくても良くなる。

先物取引

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デリバティブの一種。特定の商品を「現時点で決めた価格で」「将来の定められた日に」売買することを約束する取引のこと。例えば、1年後にパソコンを20万円で購入する、と約束する取引。

デリバティブ

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金融派生商品のこと。金融商品のリスクを減らしたり、逆に、リスクを大きくとって大きなリターンを得るために作られた金融商品。①先物取引、②オプション取引、③スワップ取引の3種類がある。

○フィッシャー仮説

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名目金利=実質金利+物価上昇率なので、物価上昇率(期待インフレ率)が上がると、その分名目金利も上がるはずだ、という仮説

△イールドカーブ

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債券は一般的に、残存期間が長ければ長いほど、リスクが上昇し金利が上がる(リスクプレミアム)。この残存期間と金利の関係性をグラフであらわしたものがイールドカーブ。横軸に残存期間、縦軸に金利を取る!

大株主の持ち株比率と議決権について

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◯1/3以上保有した場合

→特別決議事項(定款変更、M&A、事業譲渡など)を拒否できる
◯過半数以上保有した場合
→①取締役や監査役を選任できる、②特別決議事項以外の議案なら単独で決定できる
◯2/3以上保有した場合
→特別決議事項を単独で決定できる。つまり、その会社を完全に支配できる。

財務リストラ

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負債の削減、資本構成の再構築など

資産リストラ

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子会社売却、事業譲渡、その他資産の売却など

資本コスト

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企業が資金調達を行う際に必要となるコスト。例えば、社債なら金利、株式なら配当金みたいな!

○配当割引モデル(DDM)

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株式の理論株価を求める手法。「配当金÷期待収益率」で求まる。ここで期待収益率とは、株式保有によって得られる平均的な収益率を指す。つまり期待収益率=資本コスト。また、毎期の配当金が成長する場合、式は「配当金÷(期待収益率-成長率)」で表される。

増資

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新しく株式を発行して資金調達を行うこと。方法は主に3つ。②③の場合、既存の株主の権利が変わる(希薄化)

①株主割当
→既存の株主に対して、既存の保有比率で割当
②公募増資
→新しく株主になってくれる人を市場で募集する
③第三者割当
→特定の誰かに株式を割当。資本提携などで用いられる。

PER

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利益に対する株価の水準を見る。式は株価÷一株あたり当期利益(つまり一年間の利益)。なので、「何年分の利益で株式の価格を回収できるのか?」が分かる。

配当利回り(株式)

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ざっくり言うと「収入÷支出」。式は一株あたり配当金÷株価。また、両辺に発行済み株式総数をかけることで、配当総額÷時価総額の式でも計算できる。

○PBR

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株価純資産倍率。これが1以下だと解散した方が社会(株主)にとって良い。投資家の資金を無駄に使っている、ということになる。式は株価÷一株あたり株主資本。つまり、企業の簿価(株主資本)と時価(株価)を比較している。また、PER×株主資本純利益率の式でも求めることがてきる。

転換社債

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株式に変更できる社債

優先株

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優先的に配当がもらえる株式

株主の権利

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①配当をもらう権利

②株主総会での議決権
③会社解散時の資産を得る権利

エクイティファイナンス

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株式による資金調達。株式、ワラント債、転換社債⇔デットファイナンス(社債や借り入れによる資金調達)

(出ない)金融ビッグバン3原則

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90年代。日本で1996年から2001年度にかけて行われた大規模な金融制度改革のこと。


改革3原則

○Free(市場原理が機能する自由な市場)
→新しい活力の導入(銀行・証券・保険分野への参入促進)、幅広いニーズに応える商品・サービス(証券・銀行の取扱業務の拡大など)、各種手数料の自由化、1200兆円の個人貯蓄の効率的運用

○Fair(透明で信頼できる市場)
→自己責任原則の確立のために十分な情報提供とルールの明確化(ディスクロージャーの充実・徹底)、ルール違反への処分の積極的発動。

○Global (国際的で時代を先取りする市場に)
→デリバティブなどの展開に対応した法制度の整備・会計制度の国際標準化、グローバルな監督協力体制の確立(G7サミット・蔵相会議等で確認)

公共債

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国際や地方債など。⇔民間企業が発行するものを民間債と呼ぶ。

(出ない)戦後日本の金融構造5つ

Posted on | 2016年1月30日土曜日 | No Comments

◯銀行中心の相対型(1対1の。⇔市場型=不特定多数間の。)間接金融

◯メインバンク制
◯オーバーローン
→銀行が預金残高を超えて貸出を行っている状態。なお超過分は日銀からの借入金に依存。
◯オーバーボロイング
→企業の資金調達において、過度に銀行借り入れに依存している状態。
◯資金偏在
→資金需要は都市部のみなので、地方銀行が都市銀行に資金を貸して、そのカネで都市銀行が、都市部の大企業に融資する構造ができていた!

(出ない)戦後日本の金融制度3つ

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◯専門銀行主義

→普通銀行のほかに、信用金庫、農林中金、信託銀行など分野別に分かれている。
◯競争制限的規制
→参入規制(開業・分業の制限)、金利規制(上限設定など)、店舗規制(店舗数の制限)
◯強い公的関与
→行政指導(護送船団型行政)、公的金融(財政投融資)!

証券化

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b/s圧縮のため、キャッシュを生む資産を、spv(特定目的会社。子会社みたいなイメージ)として外に出して、spvの株なり何なり証券を発行すること。銀行にとっては、貸し出したお金をすぐに回収できる(ABSを投資家に売却することでお金を手に入れることができる)


(単利)利回り

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ざっくり言うと「収入÷支出」。正確には(毎年のクーポン収入+(償還金-債券価格)÷満期までの年数)÷債券価格。つまりある証券を買って、満期まで保有した場合の年率リターン。また、企業から見れば資金調達コストなので、割引率rとしても使える。

債券価格

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債券の価格。債権を買うために、最初に支払う金額。通常100(償還金)より小さい。

○割引債

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ゼロクーポン債とも呼ばれる。クーポンがない分、債券価格(最初の金額)が安い。(小さい)

債券が満期になると?

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満期(最後)になると償還金=100が戻ってくる。

バーゼル3

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株主資本比率に関する規制のこと。